世界経済の背景 2019年1月(1)

世界経済の背景を自分なりに分析します。
 

米国-ボライタルなNY市場

下のチャートはNYダウ20年の月足(上段)と、出来高(下段)です。

2017年のトランプ大統領就任後から、出来高が急増しています。こうして株式市場を俯瞰してみますと、2017年からボライタルな相場が続いていることが分かります。

トランプ大統領就任1年目の2017年は「法人税減税の実施」などアクセル全開でスタートし、株式市場も大きく上昇しました。一方で昨年2018年は、米国金利の上昇と米中貿易戦争の激化により、株式市場は上下に大きく振られる展開になってきています。

1年前の自分の見解を振り返る

ここで昨年1月に私が自分なりに読み解いた世界経済の背景について振り返ってみます。

 米国景気の拡大はリーマンの谷であった2009年6月から2018年で丸9年を迎える。 景気拡大期は平均5年と言われており、既におよそ倍の年数景気拡大を続けていることになり、景気循環から考えるとそろそろリセッション(景気後退)があってもおかしくは無い。

米国FRB(中央銀行)は既に利上げをスタートしており、景気後退へ備える構えを見せているがトランプ大統領が法人税減税(35%⇒20%) など財政出動を行なったため(2017.12成立)、リセッションはもう少し先になりそうという意見が大勢のよう。

一方でこの時点での財政出動は、高速走行している車で更にアクセルを踏み込む行為と見ることもでき、万が一バブルのような状況となるようであれば、投資は慎重姿勢を強めるべき。 また金利上昇は今後住宅や自動車市場などへジワジワ効いてくると思われるため、経済拡大一辺倒とはいかないことを意識しておく。

米中貿易戦争については一切触れていませんが、「急上昇の市場において投資は慎重姿勢で・・・」という点と「金利上昇がジワジワ効いてくる・・・」という点は概ね当たっていたのではないでしょうか。まあ、ど素人の私の見解など、経済ニュースを見て内容をまとめているだけの大したものではありませんが。

ただ、私は個人投資家と言えども株式市場に参加するからには、世界がどちらの方向に向かって行っているのかを意識しておく事はとても大切なことだと考えています。世界経済を大きく俯瞰して見ていると「キャッシュ比率を高めるのか、相場から少し距離を置くのか、積極的にインベストしていくのか」の判断が大きく外れることはなくなるように思います。

中国-経済は失速中

中国経済についてはあまり詳しく知りませんが、ニュースなどで断片的に聞いている情報によると失速してきているようです。

昨年9月の日経新聞の見出しで、

米中摩擦、中国・香港株の時価総額200兆円減

・・・という記事がありました。時価総額が200兆円減少するとは穏やかではない記事です。
以下は上海総合指数の2016年~2018年週足チャートです。

青色の枠で囲ってある部分が2018年のチャートです。綺麗な下降トレンドになっています。上海総合指数は1月の高値から30%以上下落していたようです。普段は全く見ないチャートなので、知りませんでした・・・。

米トランプ大統領が仕掛けた米中貿易戦争は、中国経済に少なくないダメージを及ぼしているようです。

・・・少し記事が長くなってきましたので、続きは次の記事にしたいと思います。

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