相場テクニカル分析 5月第4週

2019年5月第4週の相場テクニカル分析です。
 

前週比

5月第3週は前週に引き続き、米中貿易摩擦に市場が揺れる展開となりました。13日には前週の米国による中国への関税引き上げに対抗する形で中国が報復関税を発表し、市場が動揺しました。

しかしながら週後半には落ち着いた展開となり、週間ベースではS&P500 は-0.76%、日経平均は-0.44%と、小幅な下落となりました。

S&P500

S&P500 は中国の報復関税が発表された 5/13の取引時間中に2801.43ポイントまで下落する場面がありましたが、2800ポイント付近は過去の高安値が集まっているボリュームゾーンであり、また75日移動平均線がサポートとなり反発しました。

この後の展開はなかなか難しいです。チャート的には75日移動平均線で切り返し、再び高値を更新していってくれれば上昇トレンド継続となりますが、米中貿易戦争の行方が不透明な状況下では微妙です・・・。

特別なニュースが無ければ値動きが落ち着き、保ち合いとなる可能性もあるかと思います。

米ドル/円

米ドル/円は前週にサポートラインを割り込んで下落しました。明確なサポートゾーンが見当たらなかったのですが、109円という心理的な節目価格がサポートとなり、安値は109.01円までとなりました。

一方で価格は各移動平均線よりも下で推移しており、上値抵抗も大きいのではないかと思われます。100日移動平均線の110.5円近辺、ブレイクしたサポートライン&75日移動平均線の111円近辺は抵抗帯だと思われます。

特筆すべきは17日に発表された14日時点のシカゴIMM非商業(投機)ポジションの「円ショートポジションが大幅減少」したことです。前週の約9万1千枚から3万枚近く減少し、約6万1千枚となりました。一気にポジション解消が進んでおり、投機勢による円高圧力が少し和らいだ可能性があります。

S&P500と同様に、この後の展開は少し読みにくい状況です。

日経平均

チャート

日経平均株価は75日移動平均線を割り込み、一時節目の21,000円も割り込む場面がありましたが、週間ベースでは小幅な下落に留まりました。

日経平均株価の値動きが最も分かり難いのですが、5/14の安値20,751円が一旦は目先の下値となりそうです。20,751円は昨年12月26日の安値18,948円→4月24日の高値22,262円の半値押し水準であり、中期的には程良い調整と言えます。

しかし日本市場は米中貿易摩擦のニュースによって右往左往する展開が続きそうです。

PER(株価収益率)

source:世界の株価と日経平均先物

日経PERは11.93倍と、12倍を割り込んでいます。

「3月期決算企業の今期業績予想発表」が一巡しました。現在の所横ばいの見通しのようです。企業業績予想と株価を比較すると割安圏と見ることができます。

今週の主な予定

  • 5/20(月) 日本 1-3月期 GDP速報値
  • 5/21(火) 米国 パウエルFRB議長発言(講演)
  • 米中貿易協議

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