ポートフォリオ 2022年2月第2週

2022年2月第2週(2022年6週)終了時点のポートフォリオです。
 

ポートフォリオ

株式市場前週比騰落率

今週は日本市場の金曜日が祝日のため4日間の取引。米国は金曜日に大きめの下落をしており、前週比マイナスで引けています。CME日経平均先物の終値は26,930円。週明けの日本市場は大幅下落でスタートしそうです。

金利の上昇が止まらない

物価の上昇やウクライナ情勢緊迫化による原油価格上昇などを受け、米国金利の上昇が止まりません。

米国10年金利は金曜日に一時2%を超えるなど、コロナ前の水準にまで戻ってきています。

米国債10年 5年週足チャート

また米国金利の上昇を受けて日本の長期金利も上昇しています。

日本国債10年 5年週足チャート

日本10年国債は2016年1月に日銀が発動したマイナス金利前の水準にまで上昇してきました。実に6年ぶりの0.2%台です。日銀はこれ以上の金利上昇を防ぐ目的で、10年国債が0.25%に達した場合無制限に国債を買い取る指値オペを2月14日に発動すると発表したそうです。指値オペは3年半ぶりの発動とのこと。

しかしこんなことをやっているのは世界の中で日本だけです。各国中銀はいまインフレ抑制のために量的緩和の終了と利上げへ向かっている訳で、日銀だけが全く逆行した行動を取っているのです。本当に大丈夫なのでしょうか。

私も日本株にも投資しているので日銀の金融緩和縮小があれば、間違いなく一時的にダメージを受けるとは思いますが、しかし足元で日本の物価は確実に上昇基調にある訳でこれを放置しておいて国民生活は本当に大丈夫なのかと心配になってきています。日本は消費税が8%から10%に2%上昇しただけで景気が悪化する国ですからね。

一方で日銀が金利上昇を容認すればローンを組んでいる人に厳しい状況が訪れます。おそらく多くの日本人は「日本の金利は上昇しない」という意識がどこかにあると思うので、甘い見積もりでローンを組んでいる人も少なくないように感じています。

いずれにしても20年間のデフレ社会に慣れきってしまった私たちにとってはどちらに転んでも苦しい状況がしばらく続きそうな雰囲気です。。

2022年 年間運用状況

目標値

元本目標 6,000,000円
利益目標 732,612円

損益状況(公開範囲のみ)

実現損益 0円(税引き後)
配当など 3,251円(税引き後)
評価損益 -467,921円
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合計   -464,670円