ポートフォリオ 6月第3週

2021年6月第3週(2021年24週)終了時点のポートフォリオです。
 

ポートフォリオ

S&P500が最高値更新も不穏な雰囲気

今週は週前半にS&P500が最高値を更新しましたが、FOMC通過後はバリュー株が軟調に推移し、主要3指数は前週比でマイナスとなりました。特にダウは金融株が売られて前週比で3%以上の下落となりました。

短期金利が上昇

今週はFOMCが開催されました。やはり市場が最も注目していたのはFOMCの動向だったようで、ここのところ静かだった相場はFOMC終了後に動き始めました。

今週最も注目すべきは米国短期金利の動向ではないでしょうか。先週末に0.145だった米2年国債は今週0.250まで急上昇しました。

米国債2年が一気に上昇

これまで緩和一辺倒だったFRBもさすがにここのところの物価上昇を受けて、若干政策変更を検討してきているようです。

しかしながらまだ「政策変更を匂わせた」ぐらいのレベルなのに短期金利がこんなにも反応してしまう訳で、金融緩和の出口政策の難しさをあらためて感じますね。

問題はこれらのことが株価にどのような影響を及ぼすかということです。金利だけに注目すると、教科書的には「景気過熱期」に入ったということになります。

  1. 景気回復期・・・長期金利上昇
  2. 景気過熱期・・・短期金利上昇(長短金利差縮小)
  3. 景気減速期・・・長期金利低下
  4. 景気後退期・・・短期金利低下(長短金利差拡大)

通常の景気サイクルはこれらのフェーズを数年掛けて循環していくはずなのですが、今回は金融緩和という劇薬を使っているために 4⇒ 1⇒ 2 が 1年ほどの間で起きている訳ですよね。これはおそらく過去に経験の無い事態だと思いますので、金融関係者にとっても非常にこの先の展開が読みにくい状況なのではないでしょうか。

私の株式登山はまだ登山中なのか、もう頂上に到達したのか、はたまたもう下山が始まっているのか。現在地が知りたいですねぇ・・・。

2021年 年間運用状況

目標値

元本目標 4,800,000円
利益目標 556,920円

損益状況(公開範囲のみ)

実現損益 0円(税引き後)
配当など 14,813円(税引き後)
評価損益 567,505円
----------
合計   582,318円