米ドル3ヵ月定期が満期・外貨預金の1年を総括

4月30日に米ドル3ヵ月定期が満期を迎えました。満期の利息を確認します。また、外貨預金をスタートして約1年が経過したので総括を行いたいと思います。
 

米ドル3ヵ月定期が満期

預入時 1,850.00 USD
満期時 1,857.19 USD

住信SBIネット銀行の外貨預金で3ヵ月定期にしていた 1,850.00 USD(約206,000円)が満期になりました。

金利2.0%(年利)の3ヵ月定期で得られた利息は税引き後で 7.19 USD(約800円)でした。素直にうれしい。

住信SBIネット銀行で外貨預金をスタートしてから1年が経過しました。昨年はちょうど米国が利上げ政策を転換した時期であったため、良い経験ができたと感じています。

この1年でドル転した金額は30万円です。運用額は大した金額ではありませんが、今回のチャレンジにより得られたいくつかの学びがあり、それが大きかったように思います。

米国金融政策についての理解が深まった

得られた物の中で一番大きかったことは、米国の金融政策についての理解が深まったことです。自分で米ドルを持つことで、FOMC(米国金融政策決定会合)の内容に敏感になりました。

金融政策と経済が密接に関係していることを感じることができ、金融政策の重要性をあらためて知ることができました。

預金金利でお金が増える「初めての感覚」を得た

自分が社会人になってから約20年間、日本はずっと低金利の時代でしたので、銀行にお金を預けていて利息でお金が増えるという感覚が皆無でした。

米ドル預金は円預金の何倍も金利が付くため、ドルベースで見ると着実にお金が増えていきます。「銀行に預けていて勝手にお金が増えること」が初めての出来事で、自分にとって新しい感覚でした。

利息だけで米ドル預金はどれだけ増えたか

さてこの1年間、利息だけで米ドル預金はどれだけ増えたのかを確認してみました。

米ドル買付金額の合計は 2,798.56 USD

米ドルはこの約1年で4回買付しており、日本円にして30万円分、2.798.56 USDを買付しました。

そして現在の米ドル預金の残高は以下の通りです。

現在の残高は 2,816.54 USD

現在の残高は 2,816.54 USD です。
1年間で「17.98 USD(約2,000円)」の利息が付いていました。

繰り返しになりますが「銀行に預けていてお金が増える」ということが何故か斬新な感覚でした。為替リスクを取って、米ドルで預けているのですから、利息が付くのは当たり前のことなのですが。

「失われた20年」の期間だけを社会人として生きてきた私は、自分が社会に出た時から長期間経済が低迷していたので、失う前のことを知りません・・・。

「昔は日本も金利が高かったんだぞ」という話は聞きますが、自分では経験していないのですから実感が無いのです。

「日本銀行 金融経済統計月報」より
利息をほとんど得られていない20年・・・

日本はこれからも金利が大きく上昇する可能性は低いと思いますので、自分の資産を増やすためにはお金を日本の銀行に預けておくだけではダメだということです。

投資対象は色々とあると思いますが、利息の付く米ドルを保有しておくことも一つの手段かも知れません。もちろん為替リスクのことを十分に頭に入れておく必要がありますが。

再び3ヵ月定期へ

私の米ドル 2816.54 USDは、再び住信SBIネット銀行の外貨定期預金へ預入します。金利は2.1%(年利)です。期間は先日のシミュレーション結果を踏まえて、「3ヵ月」を選択しました。(シミュレーションした時から金利が2.0%→2.1%に上昇していました。)

また3カ月後にちょっぴり増えて帰ってくるのを楽しみに待ちます。