老後のためだけに生きている訳では無い。今も人生。

アラフォーの私はいま、老後の生活を心配して投資に力を入れています。

年金の受給開始年齢は将来75歳になるというような話がありますし、年金の支給額も減っていくことが想定されるなか、自ら資産形成をして老後を迎える考えは正しいと考えます。

しかし一方で最近では「何のために節約して、何のために投資に取り組んでいるのか」と自問自答し、少し気持ちに変化が生まれています。

今日はそんな私の頭の中の話。

知人・親族の病気

自分が年を重ねていくにつれ、周囲では病気になり、お亡くなりになった方やお体を不自由にされている方が増えてきました。

周囲も自分と同じく年を重ねていくのでやむを得ないことなのですが、病気を患う方の多くは60歳以上の方で、定年直後に病気になってしまった方も何人かおられます。

ついこの前まで元気にバリバリ活動されていた方のそのような姿を見ていると、「私はどうなっていくのだろう」と自分の姿を重ね合わせてしまいます。

今も人生

私はいま老後までに1億円の資産形成を目標にして節約と投資に励んでいますが、「老後のために節約して色々なことを我慢し続けていくことが幸せな人生なのだろうか」と、ふと考えるようになりました。

諸先輩方の人生を拝見しながら、「元気な今しかできないことをやっておくことも大切だ」と感じるようになったのです。

老後の安定した生活は大切です。しかし老後に行き着くまでの時間も自分の人生。今も人生の一部です。「今」を家族と共に明るく楽しく過ごしていくことも大切な人生です。

こうやって文章にしてみれば当たり前のことしか書いていませんが、ちょっと自分が疎かにしていた部分かな…と思います。

笑う、感動する、楽しむ

最近は家族と一緒に「笑い、感動し、楽しむ」方法を色々と考えています。もちろん時間やお金の制限はありますが、「今を楽しむ方法」は色々とあります。

北海道旅行に行ったときの写真。雄大な自然にとても感動しました。

60歳まではあと約20年。現役の間にしかできない体験にチャレンジしていきたいです。家族と喜びや感動を共有しながら、楽しい生活を営んでいきたいと思います。