eMAXIS Slim バランス vs 米国株式 vs 先進国株式

現在投資信託で人気になっている三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slimシリーズ」より、人気上位のバランス・米国株式・先進国株式を比較してみました。
 

特徴比較

人気上位の3投信

今回比較するeMAXIS Slimシリーズの3投信「バランス(8資産均等型)」「米国株式(S&P500)」「先進国株式」は、2019年4月現在SBI証券の月間積立設定金額で2位・3位・4位の人気投資信託です。

SBI証券 月間積立設定金額

なお5位・6位についてもeMAXIS Slimシリーズの「全世界株式」「新興国株式」となっており、現在積立投資においては三菱UFJ国際投信のファンドがほぼ上位独占状態になっています。(そんな中で上位に留まっているニッセイ外国株式インデックスも良質な投信だと言えます。)

今回はeMAXIS Slimシリーズの3投信を比較してみます。

バランス(8資産均等型)

「日本株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・先進国債券・新興国債券・国内リート・先進国リート」の8資産を12.5%ずつ均等に組み合わせた資産構成で運用する投資信託です。

米国株式(S&P500)

米国S&P500指数と連動した投資成果を目指す投資信託です。米国株式のみの資産構成です。2019年3月末時点の組入銘柄数は505銘柄です。

先進国株式

MSCIコクサイ インデックスと連動した投資成果を目指す投資信託です。日本を除く先進国株式で資産が構成されています。2019年3月末時点の組入銘柄数は1,311銘柄です。

設定日

設定日(運用開始日)は以下の通りです。

いずれの投信もまだ発売が開始されてからの期間が浅いです。2017年から加入対象が拡大した「iDeCo」、2018年からスタートした「つみたてNISA」を意識して開発された投信なのだと思われます。

純資産総額

2019年4月26日時点

現時点で先進国株式が 423.89億円で頭一つ抜き出ていますが、設定日が早いので当たり前かも知れません。米国株式(S&P500)も着実に資産規模が大きくなってきています。

信託報酬

信託報酬(税込)は以下の通りです。

先進国株式の信託報酬が最も安くなっています。

運用パフォーマンス比較

3投信の運用パフォーマンスを比較したいと思います。

最も新しい米国株式(S&P500)の運用開始日「2018年7月3日」の基準価額を起点に3つの投信のパフォーマンスを比較してみました。
結果は以下の通りです。

2018年7月3日時点の基準価額を100として比較

1年未満の短期間での比較であり、十分な評価ができているとは言い難いのですが、それぞれのファンドの特徴は良く出ているグラフだと思います。

バランス(8資産均等型)

昨年12月の株式相場下落の際、債券が機能して価格の下落幅が他の2ファンドよりも小さかったことが分かります。反面、今年1月以降の株式相場上昇の恩恵も小さいため、他の2ファンドと比較すると上下動が小さく見えます。

米国株式(S&P500)

米国株式100%のファンドであるため、昨年12月の株式相場下落の影響をモロに受けています。しかしその後の上昇段階では他国に先んじて上昇していることが見て取れます。米国株式が世界をリードしていることが分かります。

先進国株式

米国株式と同じような動きになっていることが分かります。組入銘柄64%が米国株式であるため、当然の結果かも知れません。しかしながら上昇期を見ると、概ねの期間において米国株式よりもパフォーマンスが劣って見えます。
米国以外のあまり成長力の高くない国の株式が混ざっている事が要因なのだと考えられます。

まとめ

いかがだったでしょうか。まだ運用期間が短い3投信の比較でしたが、それぞれ特徴があっておもしろいですね。

私個人の見解としては、この3投信の中で運用するのであれば「米国株式1本での運用」が好みです。リスク管理は現金比率の調整によって行うことで、シンプルな運用になるためです。また米国株式はこれまでの実績から、長期で見た時の安定性と成長力が期待できるため、最適な投資先だと考えています。

ご参考になりましたら幸いです。

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