私が持ち家を買って良かったと感じていること

ふくりねこは6年ほど前に築10年の中古の一軒家を購入しました。

「一生賃貸住まいと持ち家購入のどちらがお得か」という話題をよく目にしますが、本日はあえて資産価値や住宅ローンなどというお金に関することを一切考えず、シンプルに私が「持ち家を購入して良かったな~ (*ΦωΦ*) 」と感じていることを綴りたいと思います。

プライベートな空間が広がり、ストレスが大幅に低減した

まずとてつもなく当たり前の話ですが、一軒家は同じ建物の中に自分の家族しか住んでいないため、すべてがプライベートな空間です。

アパート暮らしの時は他人の視線が気になったり、隣人の騒音が気になったり…と、どうしてもストレスを感じてしまう部分がありました。

私は音に敏感なので、特に上階の住人の騒音がストレスでした。まあ騒音と言っても、おそらくやむを得ないレベルの生活音なのですが、気になり始めるとどうしようもなく、大きなストレスを感じることがありました。

一軒家を購入してからは隣人の騒音や他人の視線を気にすることなく、心穏やかに過ごすことができるようになりました。

仕事から疲れて帰ってきて自宅でストレスを感じること無く、安らぎの時間を得られるということは、とても大きなメリットだと感じています。

庭を持ったことで趣味が広がり、楽しみが増えた

一軒家を土地付きで買い、小さいながらも自分の庭を持ったことで「ガーデニング」という新しい趣味を持つことができました。

庭でバラなどいくつかの植物を育てています
雨で花が痛まないよう、カーポートの下に退避しているバラ

自分で育てている植物をリビングから眺めていると、何とも言えない幸福感で満たされます。春夏秋冬四季折々の様子を自分の庭から感じられることは幸せです。

また、ガーデニングが妻と共通の趣味になったことで夫婦の会話が増えました。植物が育っていく様子を共に喜び、共感する時間が増えたのです。

毎日ほんの少しの時間ですが庭に出て植物の手入れをしていると、いつの間にか無心で作業をしています。私にとって毎日の生活の中で「無心」でいられるこの時間は、とても貴重な時間です。

新しい経験を積む機会が増えた

まず自宅を購入する際には、これまでに体験したことが無かった銀行との取引や、不動産会社、リフォーム業者、司法書士さんなどとのやり取りがありました。

住宅ローンのことを勉強して金利についての知識が深まりましたし、リフォーム費用の見積もりの際には費用交渉の術を学びました。また町内会に入って地域社会とつながり、地域のことを学ぶ機会ができました。

マイホームを持ったことで、新しい経験を積むことができ、人生観や価値観を向上させることができたように思います。

また私の妻は自宅を購入したことで、資産についての意識が高まり、私の株式投資について理解を示してくれるようになりました。

まとめ。生活が豊かになった

私はマイホームを持ったことで、アパート暮らしの時には感じることのなかった「生活の豊かさ」を感じるようになりました。

マイホームを持った後に分かったことですが、「生活の豊かさ」を感じることと「お金を沢山持っていること」は必ずしもイコールでは無いように思います。

仮に私が今もアパート暮らしをしていたら、もっと資産が増えていたかも知れませんが、この6年間に感じたような幸福感はきっと得られなかったでしょう。

いまを楽しむ

私はいま、老後の資産形成を目標にしてブログの記事を書いていますが、「いま何のために働き、生活しているのか」をあらためて考えてみると、老後の資産づくりのためだけに毎日働き、資産運用をしている訳ではありません。

もちろん老後へ向けた準備はとても重要なことで、これからも続けていきますが、一方で最近は「いまを生き、いまを楽しむ」ということも忘れてはいけないな…と考えるようになりました。

私にとってマイホームは「いまを楽しむため」のツールの一つであり、幸福感を生み出す源泉になっています。

本日は「投資ブログ」には相応しくない、資産に関することには全く何も触れない少し感覚的な内容になってしまいましたが、自分の考えを整理して記事にしてみました。(=・ω・=)