iDeCoの給付(受取)方法についてSBI証券にお問い合わせしてみた

ふくりねこはSBI証券のiDeCoに加入しています。

SBI証券のiDeCoは、楽天証券やマネックス証券と比較して60歳以降に給付を受ける際の選択肢が少ないです。

ふくりねこが受給を開始するのはまだまだ先の話ですが、気になったのでSBI証券(SBIベネフィット・システムズ)さんにお問い合わせしてみました。
 

SBI証券は併給ができない

以下の表はiDeCoの給付方法についてSBI証券と楽天証券の制度を比較したものです。

運営機関一時金年金併給
SBI証券OKOKNG
楽天証券OKOKOK

楽天証券は「一時金と年金受取の併給が可能」です。SBI証券は「併給できません」。

昨日年率5%で運用できた場合のシミュレーションを行いましたが、SBI証券では一時金での受取を選択した際、「退職所得控除」で控除できなかった資産については課税されます。

例えば加入年数が30年の場合、一時金受取時の退職所得控除額は1,500万円です。(詳細は昨日の記事を参照
もし30年間を年率5%で運用することができて、受取時の資産が1,900万円だった場合、以下の計算式により課税所得は200万円になります。

(1,900万円 - 1,500万円)÷ 2 = 200万円

上記例の場合、SBI証券では200万円がそのまま課税所得となりますが、楽天証券では併給が可能であるため、一時金受取の「退職所得控除」で控除できない資産を年金受取に回して、「公的年金等控除」を活用して税負担を抑える(もしくはゼロにする)ことが可能です。

先ほどの例で説明します。
SBI証券では課税所得の200万円から源泉徴収され、税額は約10万円になります。
しかし楽天証券では、一時金受取時の退職所得控除で控除しきれなかった200万円を「40万円ずつの5年給付」という年金受取(併給)にすると、他に年金等の給付が無い方の場合だと「公的年金等控除」の枠内に収まるため、「非課税」になります。

年金受取の期間も少し不便

また、年金受取を選択した際の「受取期間」についてもSBI証券と楽天証券では以下のような違いがあります。

運営機関給付期間
SBI証券5年 or 10年から選択
楽天証券5年~20年から選択

楽天証券では5年~20年の間で年金の受取期間が柔軟に選択できます。また、受給回数についてもSBI証券は最大年6回(2ヶ月に1回受給)までしか選択できませんが、楽天証券では最大年12回(毎月受給)が選択可能です。

SBI証券さんに問合せしてみた

まだまだ先の話ではありますが、ふくりねこは心配する気持ちを抑えきれず、SBI証券さん(運営機関:SBIベネフィット・システムズさん )にお問い合わせしてみました。

SBI証券さんは以下のように私の質問に対して、大変真摯にご回答を下さいました。

Q.給付制度について、SBI証券さんは他社と比較すると「併給ができない」「年金受取の期間が少し不自由」という点があるように思うのですが、今後の見直し等はご検討しておられますでしょうか?

ふくりねこの質問

A.給付形態の選択肢の増加(一時金・年金の併給、年金給付年数の選択肢の増加等)につきましては、弊社でも課題として認識しており、変更について検討中でございます。

 恐縮ながら現時点で変更の可否や変更時期を確定的にご案内することはできかねますが、お客様のご期待に沿えるようシステム改修を検討していく所存でございます。

 今後とも変わらぬご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。

SBI証券さんのご回答

給付方法について上記回答にあるように前向きにご検討されているようです。もちろん確約はされていませんので、検討しただけでシステム改修が行われない可能性もありますが、これまで様々な面で業界をリードしてきたSBI証券ならきっと改善してくれるのではないかと私個人は期待しています。

SBI証券は昨年「セレクトプラン」という、「低コスト・多様性」にこだわった新しいiDeCoのプランをスタートさせるなど、とても改善に積極的で前向きな金融機関であると感じています。

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SBI証券は「iDeCoの運営管理手数料ゼロ円」を業界に先駆けて導入した金融機関ですし、何よりも運用商品が充実しています。Webサイトや各種ツールも使い易いです。

私のiDeCo(イデコ)口座はひきつづきSBI証券のままでいこうと考えています。

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